正社員になるヒントについて紹介します。
正社員で働きたいと思う方が多いと思います。ご存知の通り、同じ時間を一生懸命に働いても、フリーターと正社員では給料、年収、さらに生涯賃金に大きな違いがあります。
現在、政府が発表している求人情報によると、若年層の人材不足のために企業の求人数は増加し、パートやアルバイトの正社員登用なども増えています。実は、今の時代はフリーターから正社員に就職するには非常にいい環境です。
では、何をすれば正社員として就職出来るでしょうか。正直正確な答えはありませんが、企業の人事目線から持っていると嬉しいスキルや考え方について紹介します。
「フリーターから正社員として採用された人の共通点」とは
アルバイト経験を活かしている
企業側としても、いままでまったくバイト経験もないようなニートだと、正直社会復帰のコストやコミュニケーション力がないと判断しがちです。
関連するバイトを経験していれば、ある程度の仕事の能力や社会人としての最低限のマナーなどは身についていると考えてくれます。もし、いきなり正社員での就職が難しい場合は、まずバイトでもなんでも、行きたい業種や職種の仕事をやってみるのもひとつの方法です。
仕事に関連する資格を取得している
「資格」は能力を証明する一つの基準です。特に業務に関係するような資格を持っていれば、採用のハードルは一気に下がります。
履歴書や職務経歴書をしっかりと作成している
履歴書や職務経歴書には包み隠さず、これまでのキャリアを明記し、志望動機をハッキリさせておくのもポイント。
企業の採用担当者は、そこに書かれている内容はもちろんのこと、キチンとした書類が作成できる能力があるかどうかを見ています。
ちゃんと仕事をして事業に貢献してくれそうな人材が欲しいわけですから、ここがいい加減だったり、空白ばかりでやる気が感じられなかったり、中身が曖昧では採用してくれるはずがないのです。
面接の受け答えができている
礼儀正しく、ハキハキと話すことができる人は、正直評価は高いです。立派な志望理由や自己アピールなどを言わないまでも、自分のことをしっかりと話せるかどうかは大事です。
経験不問、未経験歓迎の求人に応募
企業は即戦力となる人材を採用したいのが本音ですが、なかなか経験者だけだと応募者が見込めないので「経験不問・未経験者歓迎」の条件で募集をかけることは多いです。
未経験者歓迎の求人を見つけたら、応募を検討してみてはいかがでしょうか。
このような企業は、経験がなくてもやる気や情熱があるようなら採用することが見受けられます。まずは、こういった会社に応募するという手もあるようです。
終わりに
正社員採用に答えはありません。しかし、自分が経営者になってみて下さい。自分のお給料から人を雇うことは非常に簡単ではありません。逆にきちんと売上や利益が出そうな人材なら払うと思います。そう考えると、やることは意外とシンプルと思います。学歴もあくまで努力をしている証なのです。社会で生きる武器を何か一つでも身に着けることが採用のヒントと思います。