農業の求人とは

2018年夏の甲子園を湧かせている農業高校をご存知でしょうか。その高校は秋田県代表の金足農業高校です。本日の第三回戦で、1998年松阪大輔投手を擁して、甲子園春夏連覇を成し遂げている、神奈川県代表の横浜高校に8回の裏、大逆転3ランホームランを放ち逆転勝ちを収めた事で一躍ときの学校になりました。この学校の特徴は公立高校で、野球部員が全員秋田県内(メンバーのほぼ秋田の中央区)、県予選から9人で勝ち上がってきたチームです。これだけでもすごいのですが、今回さらに特徴的なのが、2018年夏の高校選手権に出ているチームで唯一の農業高校なのです。農業といえば、お米や野菜を作る農家のイメージが多いと思いますが、農家以外にも仕事がありますので、今回は食を支える農業の仕事について紹介をします。

 

農業の仕事とは

農業の仕事は農家だけではありません。作物を作るには、種の会社や耕作機の会社、JAのような会社もあれば、作物を郵送する会社、作物を販売する商社など、農業に関わる会社は多岐に渡ります。中小企業だけではなく、上場企業も多く存在します。例えばサカタのタネという会社は種を取り扱っている会社で上場をしています。また、クボタは耕運機で有名な会社で世界110カ国でビジネスを展開しており、中国のコンバインシェアではNo.1の企業です。

クボタ会社概要

このように農業の仕事は生産者から販売、生産者に必要な器具を売るなど多種多様な仕事を経験出来る世界です。職種を1つだけではなく、様々な経験をして見たいと考えている人には非常にマッチする世界と思いますし、世界共通の仕組みなので高い専門性を取得することで、転職や独立を考えている人にも役立つと思います。


 

海外で活躍する農業

国策で日本の農作物を海外に輸出強化をする動きも出ており、実際農林水産省では、農林水産物・食品の輸出に取り組む方を応援するため、様々な施策に取り組んでいます。

農水省施策リンク先

海外でも寿司やそばなど、日本食の健康ブームや日本の食の安全が高く評価されている事から高い人気があり、特に香港とシンガポールでの需要が高まっています。ある程度の富裕層に求められる傾向があり、高い品質を担保できる日本の農業とマッチングしていると思われます。語学力を生かして、世界で活躍をしたい人にはチャレンジできる土台があるのが農業の世界です。

 

最後に

いかがでしたでしょうか。農業はイコール農家だけではなく、多種多様な職種に携わる事が出来る業界です。もちろん天候に左右されることも多い世界で、簡単な訳ではありませんが、人間が行きていくために必要な食ですので、世界共通の仕事になります。専門性を高めることで、日本だけではなく、世界で活躍することもできますし、国策を作るという点から、農水省に入省をして、農業に携わることも出来ます。

金足農業の活躍に伴い、農業高校が注目が注目されてきましたが、農業高校の話題に注目をするだけではなく、農業の世界で仕事をしてみることはいかがでしょうか。