ビットコインという通過をご存知でしょうか。インターネットが普及したことで生まれた、電子通貨のことです。従来の貨幣と違い、手持ちの必要がなく便利な通貨です。しかし、2017年7月18日、日本仮想通貨事業者協会は、8月1日に予期されるビットコインの「フォーク」に備えて、現在本協会に加盟している13の仮想通貨取引所で、8月1日0時よりビットコインの受け入れおよび引出を停止すると発表をしました。今回はこの話題になっているビットコインについてどんなサービスで、どんな求人があるか紹介をします。
ビットコインとは
ビットコインとは、2009年より始まった、公共トランザクションログを利用しているオープンソースプロトコルに基づくPeer to Peer型の決済網および暗号通貨または仮想通貨です。2008年に日本人のSatoshi Nakamotoにより提案されたサービスでもあります。
少し難しいので簡単にまとめると、ビットコインは、採掘、もしくは商品・サービス・他の通貨との交換、また寄付を受けることにより入手出来る通貨で、ビットコインを商品やサービスの対価として受け容れる企業の数は、2015年2月に10万社を超えました。
2014年現在、ビットコインを表わす記号にはBTC、XBT、BitcoinSign.svgがあります。補助単位としては、「mBTC(ミリ・ビットコイン)」、「µBTC(マイクロ・ビットコイン)」、「satoshi(サトシ)」が存在しており、面白い通貨の単位がありますね。
起きている問題点
仮想通貨の利便性や相場の価値が上がり、取引量が多くなった結果、現在ブロックに書き込まれる取引情報が蓄積され続け、データ量が増大してしまった。これにより、送金などトランザクションに支障をきたすようになっているのが問題点である。簡易的にまとめると、データ量が増加しており、システム負担が大きいのでシステムを効率化しようという動きです。しかし、これが現在問題になっています。
現在のブロックサイズのまま圧縮してブロック内の許容量を増やす形にするべきか、ブロックサイズそのものを大きくするかで意見が対立しています。要は、新たなビットコインを作ると主張し始めており、ビットコインは分裂する可能性を抱えており、ビットコインそのものの価値が不透明になる可能性があります。
今後の展開について
8月4日16時までにビットコインの受け入れおよび引き出しの再開目処に関する更新を実施すると発表があり、これにより大きく依存する。何れにしても以下に記載がある企業は8月1日以降に大きな影響があり、現在出している業績や、求人も大きく変動すると推測がされます。
取引停止対象になる仮想通貨取引所一覧
- ビットバンク
- ビットポイントジャパン
- QUOINE
- フィスコ仮想通貨取引所
- コインチェック
- BTCボックス
- テックビューロ
- GMO-Z.comコイン
- CAMPFIRE
- ビットトレード
- バイクリメンツ
- 東京ビットコイン取引所
- みんなのビットコイン
ビットコインの求人とは
主に上記に記載をした企業が募集をかけています。通常の求人とは異なり、面白い求人内容として、法務と財務関連の求人が多いことや、マーケティングの求人が多いことです。通常のサービスと違い現在ルールを作っている途中なので、行政との連携やサービスの理解や浸透をさせることが重要なステージなので、本求人が多いと思われます。金融機関で且つマーケティング職につきたい方はオススメかもしれません。
また、年収は企業によりまちまちです。職務経験や実際どんな業務で貢献が出来るのかにより年収が変わってくると考えられます。ざっくり各社の相場観として年収500万円からになっているケースが多いので、最低限の年収はもらえると思います。
最後に
いかがでしょうか。非常に便利なビットコインですが、便利な為に利用者が増えシステムを改善する必要性ができたことでこのような弊害が起きました。逆の味方をすると、利便性があるので成長が見込める産業かもしれません。現在、話題になっているFinTechとも相乗効果が見込めるので、さらなる可能性も加味しながら今後も注目をしていきたいと思います。