専業主婦になるのに必要な夫の年収は?

皆様、専業主婦を望まれる方はどのくらいいるのか、ご存知ですか?

実は、独身女性の3人に1人が専業主婦を希望すると発表があります。その望みをかなえてくれる男性は、どの程度いるのかを紐解きたいと思います。

 

専業主婦希望の女性は結構多い

2013年に厚生労働省が未婚の15~39歳を対象に実施した意識調査で、「結婚した後は専業主婦になりたいと思いますか」という問いに対して、未婚女性の34.2%が「そう思う」と回答しました。

一方、「(結婚相手の女性に)専業主婦になって欲しい」と答えた未婚男性は19.3%でした。この調査結果を踏まえると、男女の希望に差があることは明らかです。

それでは専業主婦に憧れる未婚女性にとって、自分の希望のライフスタイルを実現させてくれる男性はどのような人なのでしょうか。

 

専業主婦になれる基準の年収は?

男性が女性に専業主婦を希望するかどうかは、その男性の収入が大きく影響するようです。

例えば年収700万円を超える男性は、専業主婦を望む割合が高いようです。その理由としては「子供のため」が多く挙げられます。一方、婚活中の女性が男性に希望する年収は600万円だと言われています。

男女の希望額は果たして、現実的な数字なのか?

一般的な家庭の1カ月の支出は、30~40万円ほどに収まるところが多いと考えます。

税金などが引かれた後の金額でそれだけの収入を得るためには、額面で36~49万円の月収が必要になってきます。36~49万円×12カ月=432~588万円が現実的に入る収入です。これに夏・冬のボーナスで2カ月分ずつ加算されるとすると36~44万円×16カ月=576~784万円となります。

「毎月の給与で生活費を賄いつつ、ボーナスは貯金に回す」このような、家庭像を思い描いているのなら、600~700万円ほどの年収が必要そうです。

 

年収700万円以上の男性の割合は?

「100人に4人」の確率でしか、年収700万円以上の男性とは出会えないと考えております。

平成26年度の「民間給与実態統計調査」を参考とすると、一年を通した一人あたりの平均給与は全体では415万円。*男女比で見てみると男性が514万円、女性が272万円です。年収700万円という額は平均よりも稼いでいることは明らかです。

更に見てみると、平成26年12月31日の時点で給与所得者の全体数が約4756万人なのに対して年収700万超から800万円以下は約190万人しかいません。その割合はわずか4.0%となる為に、出会う男性の100人に4人しか年収700万円以上の男性はいないと考えれます。

 

年収700万円以上の男性の職業とは

年収700万円以上稼げる男性の職業には、どんなものがあるのでしょうか。

調べてみると、医師・歯科医師、弁護士、公認会計士、税理士、新聞記者、営業職(企画営業、代理店営業、医療情報営業)、営業管理職(営業部門のリーダー)などがあるようです。公務員や国家資格の知的職業、あるいは社内で昇進して手に入れる役職が多いようです。

専業主婦を目指して婚活する女性はまず、高収入の男性が希少な存在であることを心にとめてください。その上で、このような職業の男性が参加するパーティーに参加し、年収などのプロフィールが分かる婚活サイトや相談所などを利用してみてはいかがでしょうか。