2017年6月13日環境省がヒアリの国内初上陸を発表しました。このヒアリというものは体長は2.5~6mm程度で、赤茶色のアリです。強い毒性を持ち、噛まれると火の粉を浴びたような痛みを感じるといいます。人によっては強いアレルギー反応を起こして死に至るというので侮れません。すでに(2017年8月段階)、日本国内で10箇所以上で確認がされており、今後に向けて対策が必要とされている。ヒアリのような危険生物は他にも現在存在しており、専門家の間で「第二のヒアリ」と囁かれているのが、中国や東南アジアを原産地とする凶暴なハチ「ツアマカスズメバチ」であり、日本にもその脅威は迫っている。
さて、このようなヒアリやツアマカスズメバチなどの凶暴な生物がやってくると仕事にはどのような影響が発生するのであろうか。今回は仕事に影響が発生しそうな領域と、これにより新たに生まれる仕事の領域がどのような業界なのかや職種になるのかについてまとめて見ました。
影響を受ける仕事
大きく考え方として2つです。ヒアリによって売上が減る可能性があるのと売上が伸びる可能性がある会社群です。売上が減る可能性があるのが、食品関連や運送業、製造メーカーなどが挙げられます。逆に成長が想定されるのが、建築業界や殺虫剤などの会社です。売上減少という意味では食品業界は大きな影響を強いられることになると想定されます。世界的な人口増加や環境汚染などによる気象変動などは非常に深刻な影響をもららせます。
フマキラーとアース製薬
殺虫剤の大手メーカーとして挙げられるのが、フマキラーとアース製薬です。特に、アース製薬は国内シェア6割の殺虫剤最大手の会社です。ヒアリ対策では国内で販売をしている自社のアリ対策品が効果があるのかを調べることなどを行いました。また、7月上旬にはヒアリの繁殖地である台湾に赴き、ヒアリの巣に粉剤をかける検証などを行なっています。このように殺虫剤メーカーは海外出張や商品の調べるマーケティング業務を経験できるので魅力的な仕事が生まれます。
最後に
いかがでしょうか。ヒアリなどの危険生物が上陸すると、自身の生活はもちろんなのですが、重要な影響範囲として仕事にも関わります。殺虫剤メーカーなど正直働きたくないという方も多いかもしれません。しかしながら、気象変動が起きている現代においては良い商品を作ることで企業として長く繁栄ができる可能性がある世界です。今後、仕事を探すときにどの業界に行こうか悩んでいる方はこれを参考にして見てはいかがでしょうか。