お盆の時期ですね。皆様いかがお過ごしでしょうか。海外でゆっくりしたり、地元に帰ったり、お仕事をしていたりなど色々な過ごし方をされているかと思います。この時期は、毎年帰省ラッシュによる交通渋滞の情報がニュースに多く出ると思います。この話題になる交通渋滞は、高速道路が多く取り上げられるケースがあると思いますが、皆様この高速道路を運営している会社をご存知でしょうか。
高速道路は現在民間が運営をしておりまして、地域によって運営会社が異なります。メインで運営をしているのが、NEXCOという会社ですが、北海道・東北・関東などは東日本NEXCOで、静岡・愛知・新潟などの中部地方はNEXCO中日本、大阪、京都など西日本地区はNEXCO西日本となっています。今回は、この高速道路を運営しているNEXCOについてどのような会社で、何としているのか、求人内容はどんなものがあるのかについて紹介をします。
NEXCOとは
NEXCO(ネクスコ、英語表記Nippon EXpressway COmpany Limited)は、2005年10月1日に日本道路公団の民営化により発足した高速道路会社3社の総称を示します。2006年4月に命名された組織です。上記でも触れました、東日本や中日本、西日本はこのNEXCOの子会社です。
また、企業の業績は民営化初年度の決算は3社とも100億円前後の黒字を達成しています。中でも東名高速道路、名神高速道路、中央自動車道の3路線を管理しているNEXCO中日本は最も黒字幅が出ており、業績が非常に好調でした。いずれの企業も未上場ですが、国の管轄している企業でもあるので、情報が公開されております。
NEXCO東日本
売上高→連結:1兆771億4,900万円、単体:1兆417億2,900億円(2016年3月期)
経常利益→連結:203億3,200万円、単体:112億1,900万円(2016年3月期)
純利益→連結:159億4,800万円、単体:94億9,800万円(2016年3月期)
NEXCO中日本
売上高→連結:9,381億6,900万円、単体:9,143億7,100万円(2015年3月期)
経常利益→連結:70億3,700万円、単体:27億2,100万円(2015年3月期)
純利益→連結:43億9,400万円、単体:6億2,800万円(2015年3月期)
NEXCO西日本
売上高→連結:1兆0,120億2,300万円、単体:9,795億4,100万円(2015年3月期)
経常利益→連結:79億7,200万円、単体:37億900万円(2015年3月期)
純利益→連結:30億2,100万円、単体:4億9,700万円(2015年3月期)
NEXCOの求人は
こちらをご覧下さい。高速道路に関連する仕事や求人情報があります。当然ながら、高速道路は色々な職種があります。料金徴収、交通規制対応、SP・SA、維持修繕などの職種がHPにもある通り記載があります。自身の経験を生かして転職出来そうな求人を応募してみてはいかがでしょうか。
また、NEXCOのそれぞれの会社では担当領域が広いので、東日本などを事例にすると北海道や東北、北関東などそれぞれの地域で子会社があり、子会社での採用が多いようです。応募の際には注意をして下さい。
最後に
いかがでしょうか。高速道路の運営している企業は結構収益性も高く、いい求人がありますね。もちろん仕組みを作る仕事なので難易度も高いと思いますが、国に貢献できる仕事であり、やりがいはあると思います。普段使っているものほど、意外とどこが運営していて、給与内容や求人情報がわからないこともあると思いますので、これを機に探してみてはいかがでしょうか。