英国で働くために気をつけること

英国(イギリス)で働くために気をつけることについて紹介します。

イギリスで就職をしたいと思ったことはありませんか。MIXBとかその他イギリス/ロンドンの求人情報サイトでみなさんは沢山の求人を見てきていると思います。しかし、仕事をしたい、日本と違い、国籍がないのでVISAが働くために必要になります。

このVISA取得をするために、イギリスの会社がVISA取得サポートすると、記載があります。しかし、そんなに簡単にVISAは取得できません。今回は英国の就職をするときにことについてまとめましたので参考にして下さい。

 

VISAサポートの最低給料とは

政府が公式で発表していますが、2016年の秋からVISAの条件が以前に増して厳しくなります。最低の給料は25K(年収2.5万ポンドで日本円にすると約330万円)です。

さらに2017年の4月からは30K(年収3万ポンドで日本円にすると約420万円)に増加すると発表がありました。最低ラインとして、日本円で年収約420万円の収入がないとVISA取得ができなく、実際はこれ以上ないとVISAの取得は相当難しくなります。まとめると、この給料をうわまらない場合ほぼVISAはおりません。

 

年収18Kのカラクリ

VISAサポートありの求人多くある、年収18Kと表記がある求人があります。実際の仕事内容として、カスタマーサポートやライター、美容院などがあります。しかし、この求人には気をつけないといけないことがあります。

 

・給料の18Kは税引き後か、税引き前なのか

所得税の計算をざっくりすると、税引き前年収18kの場合は(18000-11000)/100*20/12=116.6となり、これが毎月の所得税に該当します。

National Insuranceは難しいので計算を割愛しますが、おそらく99ポンドと思われます。つまり18K手取りと、18K税引き前では完全に違います。もちろん税引き後18Kは手取り1500ポンドです。

 

・イギリスでの勤務期間も重要?

18Kの求人は主にが専門職の方が多いです、事実、専門職以外は、ほぼ日本で働いた職業履歴は参考になりません。また、イギリスで5年~9年働いていた人たちの、平均の給料が3万ポンドも行かないのが現状です。

 

最後に

ほんとに、VISAサポートしてくれてる会社は自分たちではVISAサポートしますなんて、なかなか公表はしません。確かに、現状のVISAの要件は年収20,800ポンドととても低いので現状はサポートしているというのは正しいところが多いです。

ただ、その一方で、現状はサポートしていても、来年、今年の秋からはどうなるかというと、サポート出来る会社は殆どなくなってしまう可能性があります。特にカスタマーサポートとかマーケティングとか誰でも出来る職業はサポートはかなりきつくなると思います。

カスタマーサポートで30K貰ってる人ってそれなりの役職についている様な人たちが多いです。ワーキングホリデーの人は2年間のVISAがあると思いますが、その2年間で、日系企業で働いたとして、しっかりとした成績や実績を積み上げるのは難しいと思います。事実、30Kってほんとに手に職がないとイギリス人でも難しいレベルです。

海外で働きたいと思い考えている人も多いと思いますが、実際はイギリスの場合最低年収が存在しており、そんなに簡単でないのが現状です。