プロ野球の仕事について紹介します。
プロ野球選手になりたいと思う野球選手はいると思いますが、実際にどのような仕事内容でいつ働いているかなどわからない人も多いと思います。また、プロ野球選手にはなれないけどプロ野球選手の周りで働きたい方もいると思います。実際、プロ野球に携わる仕事は多くあります。今回はプロ野球選手やその周りの仕事内容について紹介します。
プロ野球関連の仕事とは?
プロ野球関連の仕事につくには色々な方法があります。プロ野球は球団に入るだけではなく、プロ野球関連の企業がたくさんあり、いずれかの仕事につくことでプロ野球選手と一緒に仕事が出来ます。いくつか事例を踏まえて勤め先や仕事内容について紹介します。
・プロ野球球団(巨人、阪神、DeNA、楽天、ソフトバンク、オリックスなど)
・プロ野球球団経営会社(読売新聞新聞、ヤクルト、ソフトバンク、DeNA、楽天など)
・プロ野球の球場会社(東京ドーム、千葉マリンスタジアムなど)
・プロ野球の野球用品会社(ミズノ、アシックスなど)
・マスコミやメディア(日本テレビ、日本経済新聞など)
・栄養管理士、専属トレーナー(リアルフィジカルトレーナーズなど)
プロ野球
仕事期間
プロ野球選手は「日本野球機構(NPB)」に加盟するプロ野球球団と契約して働きます。
プロ野球シーズンのスタートは2月1日。そこから11月末までが、選手が球団に拘束される期間です。選手の仕事と言えば、「試合に出ること」ですが、それだけではありません。2月に入ると「キャンプ」が始まり、約1ヵ月かけて練習を行います。2月下旬から3月にかけては紅白戦や各チームとのオープン戦を行い、調整をしながら公式戦開幕に備えます。
3月下旬から10月頃までがペナントレースです。主な仕事期間です。交流戦含め全144試合を戦い、「セ・リーグ」「パ・リーグ」それぞれの上位3チームが、クライマックスシリーズへ進出します。そこで1位になったチーム同士が日本シリーズを戦い、いよいよ日本一が決定します。日本一のチームはアジアシリーズへ進出し、これが終わると試合は年間の仕事は終了です。
給与
企業の場合は多くは1年に1回給料の面談などがあり変更をすると思います。プロ野球の場合は11月からの約1ヵ月間に、ここで来年の年俸を決める契約更改交渉、いわゆる「契約更改」が行います。この年の成績と活躍によって年俸がアップすることもダウンすることもあります。選手の要求と球団側の提示金額が折り合わない際は、何度も交渉を重ねることになります。
休み
主に12月と1月が休みです。この時期がプロ野球選手の「オフ」になりますが、年末ごろになれば「自主トレーニング」に励む選手が見受けられます。この時期は寒いので、グアムなど海外の暖かい場所に行ってトレーニングを行う選手もいます。
プロ野球球団経営会社
プロ野球の球団には運営会社がいます。巨人を例にすると、読売新聞社という会社が球団親会社になります。
球団の親会社は球団の経営に携われます。そのため、選手の年俸を決める席に同席したり、球団の経営を改善する為に新しい選手の獲得などに携われます。
プロ野球の球場会社
球場会社はイベント関連の仕事なので看板などの広告営業や球場に来た方の食べ物や飲み物関連に携われます。
プロ野球の野球用品会社
バット職人とかの仕事です。主にメーカーに入社をして職人と一緒に野球の仕事に携われます。
最後に
いろいろな仕事があります。次回はプロ野球選手を支えるその他の仕事についてより詳しく紹介をします。