スピード退職は自己防衛?!

新卒入社3ヶ月未満退職者が明かす離職理由について紹介をします。

2017年卒の就職活動がそろそろ始まります。2017年6月に解禁に向けて準備をしている人も多いのではないでしょうか。しかしながら、今年4月に就職したばかりの新卒新入社員がわずか3ヶ月未満で退職してしまうケースが起きています。厚生労働省の調査によると、大卒の新卒者は1年以内に13.1%、3年以内に32.3%が辞めてしまうという結果が報告されています。 短期間で退職すると、「イマドキの若者は我慢が足りない」「社会を甘くみている」というように思われがちですが、せっかく就職活動を経て新生活をスタートした新入社員の方たちが辞める決断をしたのには、それなりの“ワケ”があるはずではないでしょうか。 今回は、今就職活動をしている人にも、新卒新入社員の採用・育成に携わる人にも読んでいただきたい、新入社員のスピード退職のワケについて調べました。

就業時間や勤務体制

過度な残業や休日出勤など長時間労働に悩んでいることが多いようです。特に、小売・サービス業などでは、アルバイト・パート従業員の不足などの穴埋めや少数運営体制が影響し、最大の退職理由となることが多いです。「5月病」という言葉があるほど、新入社員にとって入社後3ヶ月は新しい環境に慣れるだけでも大変な時期ではないでしょうか。長時間労働によって疲労が蓄積していくと、精神的にも肉体的にも追い詰められ“こんな働き方は続けられない”と限界や将来への不安を感じてしまうようです。

 

会社の風土や文化

新入社員に対する教育・指導方法への不満、体育会系の厳しい社風への違和感、売上を第一とする会社のスタイルに疑問など、入社後にギャップを感じている方が多いようです。こうしたギャップを減らすためにも、就活生には是非、企業研究の際に人事部の方に会社の文化などをきちんとヒアリングしてもらい、イメージだけでなく自分に合う社風かどうか見極めていただきたいと思います。

給与・待遇

新卒社員の方はベテラン社員と比べて給与はすくないです。労働の対価であり生活の基盤である“お金”に関しては、退職に踏み切る大きなきっかけとなることが多いようです。また、学生時代の時給・日給で働くアルバイトでは知り得なかった、社員ならではの待遇への疑問・不満も、新卒社員にとって大きなインパクトになっており、退職理由になっていると推測されます。

 

ノルマ・プレッシャー

新卒入社わずか3ヶ月未満であっても、販売ノルマを課せられる厳しい状況があります。もちろん、営業職・販売職の場合、自社の商品・サービスを売るのが仕事なのでしょうがない事実です。成績の良い先輩の売り方に聞き耳を立て、勉強し、ワザを盗みながら成長していく仕事だと思います。ただし、ノルマへのプレッシャーは、教育・研修担当者や先輩社員のフォローやちょっとした声がけによって改善出来ると思います。

終わりに

 

どの会社に入社をしても究極はこのような問題は起きますが、事前にきちんと面接で聞くことにより回避できるのではないでしょうか。また、採用をされるときになぜ採用されたかを聞くことで会社としてどのような役回りを求められているかわかると思います。

新卒で入社をした同期は一生の財産であり、いつまでも同期です。せっかくの人生一度の新卒採用、皆様も会社名だけではなく、入社後の活躍などをイメージしてみて会社を探してみてはいかがでしょうか。