リサーチャーってどんな仕事?

新規事業の立ち上げやマーケティング、商品開発などの仕事をしてみたいと考えたことはありませんか?会社の花形の部署で人気も高く、狭き門の一つの仕事かもしれません。もし、これらの職種につきたいと考えている方、または転職でこれらの職種になろうとしている方はまずどのようなことをすればいいでしょうか。

色々方法はあると思いますが、まず最初に取り組みとして必要なのがリサーチ力です。世の中で何が起きていて、どのような商品があるのかや、競合はどのような戦略をしているのか、最先端の手法はどうなのか、海外では何が起きているのかなど、きちんと起きていることを把握し、分析をする力が必要になると思います。今回は、このリサーチ力は求められる、リサーチャーという職種についてどのようなことをしているのか紹介をします。

 

リサーチャーとは

リサーチャーの仕事とは、企業が抱える課題を適切に捉え、どのような調査を行うべきか、どのような回答形式で、集計した結果をどのように分析するのかを考え、明らかにする仕事です。よく目にする仕事事例としては、飲料メーカーの主力ブランドや、医療機関など多種多様なテーマを扱い、ヒット商品を陰で支える人たちです。

 

リサーチ方法

リサーチ方法として基本的なフローを以下に記載をしました。この方法が正解と言うわけではありませんが、一つのケースモデルとして参考にしてみて下さい。

  • 社内で探す

基本リサーチを行うときは、社内の資料を確認しましょう。同じようなミッションを持っている方や、上席などは知見が多くあります。いきなり色々調べるのではなく、まずは社内のリソースを使って整理をすることを勧めます。

 

  • 文献をみる

インターネットや研究所のデータなどを使い、調べてみましょう。ここで重要なのがどの文献やリソースを使ったかメモを取ることです。情報の鮮度や精度が非常に求められます。きちんとした資料はそうして出来るものです。10年前のデータなどは参考にならないと思います。きちんとしたデータの元であるのか、最新の情報であるのかを理解するためにも参考文献のメモを忘れないようにしましょう。

 

  • 人に聞く

直接あって情報を取得するのも重要な方法です。調べるよりも全然効率よく情報取得ができます。しかし、人に会う時には事前に質問事項をまとめることや最低限の情報を取得しておかないと議論ができなくなる可能性があります。また、別記事でも記載をしますが、質問力が非常に求められます。質問力とは、相手に欲しい回答をしてもらうために的確な質問をすることです。この質問力がないと、質問をしても欲しい回答が来ませんので注意しましょう。

 

情報をまとめる

情報収集が出来たら情報をまとめましょう。誰にでもわかるようにみやすく加工をするのは非常に難しいです。PPTの技術も重要ですが、もっと重要なのがどのように相手に伝えるかキーメッセージを選定することが難易度が高いです。日本語は何気に表現方法が難しいので、誤認を与えない表現が求められます・

 

最後に

いかがでしょうか。花形の部署につくためにはまず基礎力をつけないと難しいです。上記に記載をしていますが、初歩のリサーチャーという職種でもこれだけの難易度が求められます。しかし、誰でも出来ることでもありますので、諦めないでまずは情報収集が出来るスキルを意識してつけてみてはいかがでしょうか。