そろばんの仕事とは

8月8日は何の日かご存知でしょうか。屋根の日やタコの日、歯並びの日などがありますが、8月8日はそろばんの日です。最近は、スマートフォンや電卓などが普及して、そろばんをすることは少なくなりましたが、昔の授業ではそろばんを使って算数や数学の授業をしました。ご年配の方には馴染みがある道具ではないでしょうか。また、そろばんは海外でも使われており、数学では有名なインドでもそろばんを使った学習が定着しているようです。今回は、8月8日にちなんでそろばん関連の仕事や求人がないか調べてみました。

 

そろばんの日とは

そろばんの日は88がそろばんをはじく「パチパチ」という音に通じることから、社団法人全国珠算教育連盟が、そろばんの普及とその優れた機能をアピールするために1968年に制定しました。また、8月8日に毎年全日本珠算選手権大会を開いてそろばんをアピールしています。

 

そろばん関連の仕事とは

そろばん関連の仕事を調べてみました。多い仕事の形式として、そろばんの先生や資格や検定試験の立会人、そろばん教室の運営などがありました。また、信用金庫の入社試験でそろばんの試験があり、それの試験官などの仕事もありました。手に職を持っている仕事なので、色々なケースで活用できますね。

また、仕事につくためには資格や試験があることが多いのがこの仕事の特徴です。多くの求人では、必要資格として珠算検定の資格を記入することが多いようです。未経験でもいいと記載があるケースもありますが、資格を持っている方が有利ではないでしょうか。

 

日本珠算連盟と全国珠算教育連盟の違い

さて、そろばんの資格なのですがいざ記載や資格取得をしようと思って、検索をしてみるとこの業界が少し複雑なのがわかります。日珠連とは、日本珠算連盟の略で、全珠連は全国珠算教育連盟の略です。日本の経済三団体の一つに挙げられる、日本商工会議所と深い関わりがあるのが日珠連で、1~6級の日本商工会議所珠算能力検定試験の実施を全面的に委託されている団体を示します。段位認定試験と7~10級と暗算検定試験は、日本珠算連盟が独自に行っているものです。その一方で、全国珠算教育連盟の方は、日商検定とは違った、独自の検定試験を行っています。異なる点としては、全珠連では検定の試験内容が多種目に渡るということです。

 

最後に

いかがでしょうか。そろばんに関連する仕事は資格系から塾、金融機関など多種多様な仕事があるのがわかると思います。また、昔に資格を取得している方も活かせる仕事ではないでしょうか。もちろん、電卓の進歩などで、利用用途は減るかもしれませんが、計算力は人生を生きる上で必要なスキルであり、そろばんを通して暗算ができるようになることで仕事の間口が広がるかもしれません。AIなどにも淘汰されない、生き方を考えている方にはオススメの仕事です。