図書館の求人とは?

佐賀県にある武雄図書館をご存知でしょうか。全国でも珍しく、レンタルビデオで有名なTSUTAYAさんとコラボをして作った図書館です。スターバックスコーヒーなどもあり、単純に読書をするだけではなく、ワクワクする空間を提供してくれる素敵な場所です。今回は、夏休みに勉強などで使い活躍をしそうな図書館の求人や最新の情報について紹介をします。

 

図書館とは

図書館の歴史について少しみてみましょう。図書館を日本で最初に提言をしたのが、学問のすゝめでも有名な「福沢諭吉」です。彼の主導のもと、図書館は作成をされました。また、図書館は本を格納していると思いますが、国が定めている図書館では本だけではなく、CDやUSBなど重要な項目は保存をしています。また、以下6つの内容が義務付けられており、図書館はこの機能を実現するために日々の業務をしています。

 

図書館資料の収集

図書、新聞、雑誌を初めとして、CD等のマルチメディアの収集を行います。この時、利用者の立場に沿った収集方針を定め、計画的に収集していきます。

図書館資料の整理

資料は適切に整理されていないと利用価値がないという考えのもと、収集された資料は各館が定めた分類法(日本の公立図書館等では、「日本十進分類法」に沿ったものが多い)により分類番号等を付けて利用されやすいように整理をしていきます。また、資料ごとに日本目録規則に従って目録が作成されており、これを検索することによって資料の情報を取得出来る様に整理をします。

図書館資料の保存

各種資料はその材質に応じて適切に保存する必要があります。図書等の劣化に対応して、補修を行ったり、貴重な資料に関しては(例えば、電子的な)複製の作成を行い、管理を実行しています。また、増大する新規資料を保存していく場所の確保も仕事であり、その一つの方策として前述の除籍を行い、不必要な本を削除していきます。

図書館資料の提供

図書館のメイン業務として資料・情報提供があります。図書館資料の貸出、レファレンスサービス、レフェラルサービス、朗読サービス、複写サービス、アウトリーチサービス等を提供します。また、司書等による情報検索サービス等も行われています。未上場企業の業績調査を行うときに官報というサービスがありますが、こちらは国立図書館にデータが格納されており、情報検索をする事で利用ができる1つの事例です。尚、貸出方式にはいくつか方法がありニュアーク式、ブラウン式、逆ブラウン式、回数券式、一括ブラウン式、フォトチャージング式、リーダーズ・トークン式、ライブラリー・トークン式、コンピューター方式等が存在します。

集会活動、行事の実施

図書館利用の広報活動のことです。国の予算で設置をしても利用者がいないと意味がないです。そこで全国の図書館ではイベントを実施したり、新書の紹介をする事で利用促進の活動をします。

資料及び図書館利用に関する指導

図書館の利用のガイダンスの事です。利用者が適切なルールを守ってもらわないと、他の利用者に迷惑をかけます。その為に、図書館では利用者に対して適切な利用をしてもらう様に注意や利用方法をアナウンスします。

 

図書館の求人とは

大きく3つの形態で求人があります。正社員、契約社員、アルバイトです。また、司書資格というものを保有していると優遇がされる傾向があります。また、勤務先もいくつかカテゴリが存在します。大学、専門機関、地域などに分けられます。時給はその企業の特性や地域色が強く一概に固定するのは難しそうです。

 

まとめ
  • 雇用形態:正社員、契約社員、アルバイト
  • 職先:大学などの教育機関、地域にある図書館、民間企業などの専門機関
  • 給与:時給、月給の2つが主

 

最後に

いかがでしょうか。図書館の仕事は色々あり、本を貸し出すだけの仕事ではありません。また、それに伴い、求人内容も変化をしています。事務職的な要素が強いのは否めませんが、色々な経験が出来る点や地域の方と触れ合えるいい機会の仕事があるかもしれません。