メキシコの求人とは

サッカー選手の本田圭佑さんが2017年7月15日にメキシコのリーグでプレーする事が発表されました。移籍先はメキシコリーグ1部のパチューカというクラブです。メキシコはワールドカップでも上位に食い込むなど非常にサッカーが盛んな国です。しかしサッカー以外にも近年話題になることがあり、アメリカのトランプ大統領が就任をした時にはメキシコに壁を作るなどでも話題になりました。今回、そんな話題性があるメキシコについてどのような国で、どんな特徴があり、どんな求人があるか紹介をします。

 

メキシコという国はどんなの?

まず、メキシコとは略語で、正式名称はメキシコ合衆国と言います。北アメリカ南部に位置する連邦共和制国家であり、アメリカの仕組みと類似しています。土地として、北にアメリカ合衆国と、南東にグアテマラ、ベリーズと国境を接し、西は太平洋、東はメキシコ湾とカリブ海に面する国です。首都はメキシコシティで、非常に大きな都市です。メキシコシティはラテンアメリカでは2番目に大きな都市(サンパウロに次ぐ)で世界の都市でもGDPランキングでは18位にランキングしており、重要な都市になっております。また、メキシコは法令上の公用語は存在しないが、スペイン語が事実上の公用語(共通語)として使用されており、68の先住民諸言語が連邦政府に承認されています。2016年現在でメキシコの総人口は約1億3千万人となっており、スペイン語圏においては最も人口の多い国になりました。

 

まとめ
  • 正式名称:メキシコ合衆国
  • 国家の仕組み:連邦共和国
  • 首都:メキシコシティ
  • 公用語:スペイン語
  • 人口:1億3, 000万人

 

メキシコの特徴とは

政治的視点や、社会的視点などいくつかの軸で分析をする必要があると思いますが、今回は経済状況からメキシコの特徴について説明をします。

 

経済状況

首都であるメキシコシティは中南米最大級の人口を誇り、名実ともに中南米を代表する経済規模を持つ都市となっています。特に、2011年3月、英国のシンクタンクにより、世界第52位の金融センターと評価されており、経済的に優れている点や金融機関として魅力がある都市です。
メキシコにはメキシコの大企業の本社のほか、ヨーロッパやアジア、アメリカの多国籍企業のオフィスが林立している他、大型ショッピングモールやレストラン、スーパーマーケットが多数あります。メキシコは土地もあり、人口も多くいるので主に自動車メーカーが参入をしています。また、市内近郊には新ビジネスエリアが建設され、多くの大企業がオフィスを構えています。特に、外資系自動車企業では日産自動車メキシコシティ事業所(メキシカーナ日産S.A.deC.V.)を構えるほかにフォルクスワーゲンなども拠点を構えており、自動車メーカーとしては非常に重要な拠点になっています。

課題点

公害と所得格差が大きな問題になっております。公害という軸では、工業施設やメーカーが多いのがあるのですが、きちんとした公害対策を行なっておらず、生活環境はあまりいいとは言いづらいです。また、所得格差が問題になっています。これに伴い満足な教育を提供できない仕組みや仕事がない状態になり、より悪循環が生じています。

 

メキシコの求人とは

メキシコの求人について調べてみました。主にある求人として、商社かメーカーの仕事が多く見受けられます。メーカーは、商材として小さな商品ではなく、大きな商品(自動車やテレビ)などがあります。職種としては、営業職、工場管理職、通訳、エンジニア職が多いです。給与は、仕事内容や職種によりまちまちで、8万ペソ(日本円で約45万円)くらいです。4000ペソで家を借りれるみたいなので、人によっては裕福な生活が出来るかもしれません。

 

最後に

いかがでしたか?メキシコは日本からアクセスも遠くすぐに何かをするという事は難しいかもしれませんが、国土も広く、産業も盛んで海外展開を考えている企業などにとっては重要な拠点です。海外の仕事につきたい方で、メキシコで仕事をしてみたい方はスペイン語の学習をしながらメーカーの仕事について調査をしてみてはいかがでしょうか。