ツアーコンダクターの年収とは?

ツアコンダクターの仕事内容について紹介します。

 

仕事内容

ツアーコンダクターは、パック旅行や団体旅行などのツアーに同行し、そのまとめ役となる仕事です。

お客さまたちが安全で快適なツアーができるよう、観光スポットの案内やチケット手配、トラブル時の対応など、さまざまなサポートを行っています。ツアー中はあらゆることに対応しなければならないため、気を抜くことができません。

 

ツアーコンダクターになる為には?

多くのツアーコンダクターは旅行会社に勤務するか、ツアーコンダクター専門の派遣会社に勤めています。大手を除けば学歴はあまり問われないことも多いですが、観光系の専門学校を出ている人が強いと言われています。

また、ツアーコンダクターとして働くには「国内旅程管理主任者」や「総合旅程管理主任者」という資格が必要となります。これは就職後に取得するのが一般的なため、まずは就職を目指すのが先となります。

 

ツアーコンダクターの年収

ツアーコンダクターの平均年収250万円~400万円程度が相場となっています。長時間労働になりがちで体力も要する仕事ですが、旅行業界の競争が激化する中、経費削減の流れで給与水準も下がっているようです。

雇用形態によって給与が変わるケースもありますが、月給のほか、日当で給料が支払われるケースもあります。

 

参考データ

派遣添乗員の年収

平均年収:230.3万円

男性:250.7万円 女性:224.4万円

 

【日当データ】

国内(旧主催旅行):9,212円

国内(旧手配旅行):9,656円

海外(旧主催旅行):12,743円

海外(旧手配旅行):13,813円

日当は経験を積むほどに上昇する傾向にあります。

 

【都市別年収データ】

・札幌:190万円

・東京:247.7万円

・名古屋:212.2万円

・大阪:238.5万円

・福岡:191.7万円

上記を見ると、大都市圏ほど収入は高くなる傾向にある事が見受けれます。

 

将来性

旅行の需要はどの時代も一定してありますが、熟年層を中心に海外ツアーの人気は高まり、海外へ同行できる人材が必要とされるケースが増えています。

英語はもちろん、他の外国語も話せるなどスキルがあれば大きく評価され、より良い環境や待遇の下で働ける可能性もあるでしょう。